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メールマガジン バックナンバー

2024/04/18 横山航平法律事務所メールマガジン(No.46)

横山航平法律事務所　代表弁護士の横山航平です。

メルマガの配信につきかなりご無沙汰してしまい、大変失礼しました。
弊所もスタッフの入れ替わりがありまして、現在弁護士は私1人ですが、3名の優秀な事務スタッフにより、質の良いリーガルサービスの提供ができております。


【特殊詐欺について：その１「始まり」】
オレオレ詐欺をはじめとした特殊詐欺の被害は、昨年の統計によると被害件数、被害総額共に前年よりも増えており、依然として深刻な問題です。そこで、特殊詐欺についてまずは「歴史」から説明してみます。
初めて「オレオレ詐欺」が登場したのは1999年だそうで、意外と歴史があります。
高齢者に対して息子や孫を装って「俺、俺」と言い、緊急でお金が必要であるなどと言って騙し、お金を振り込ませる事件が発生しました。最初に検挙した鳥取県警米子署が命名しました。事件は報道され、手口がセンセーショナルでしたのですぐに類似の事件が多数発生し、本当に「俺、俺」と言うかはさておき、「会社のお金を落としてしまった」「取引で損を出してしまった」「横領してしまった」などの理由で緊急にお金が必要だ、用意しないと会社をクビになる、逮捕されてしまう、などと言って被害者をパニックに陥れて、指定口座にお金を振り込ませたり、「受け子」と言われる人がお金を取りに来たりします。警察官、銀行員、会社の上司、弁護士と名乗る者が登場したり、BGMでサイレンの音が聞こえたりもします。痴漢で捕まったとして駅のホームの音のBGMで「駅員」が登場する手口もあります。芸が細かいです。
次回は、その後の進化、発展です。

〇〇弁護士横山の趣味のコラム〇〇
2023~2024の冬は、スキーをかなりやりました。子供たちも急成長しましたが、私も頑張りました。
昨シーズン(2022~2023 )に百沢でSAJ(日本スキー連盟）の2級を取得しました。
今シーズンに入り、今度は1級を目指すけど、まだまだだから来年にしようと思っていたところに、受験の10日前位に妻から「受けてきなさい」と背中を押され（どつかれ）、「ま、今年は練習だと思えばいいか」と受検したところ、なんと合格してしまいました。試験は4種目あるのですが（大回り、小回り、不整地（コブ）、総合滑降）、何とかなったのが大回りだけで、絶対落ちると確信していましたので、合格の掲示を見た時は本当に驚きました。
次を目指すなら、1級より上の資格は道が二つに分かれます。
1つは「テクニカルプライズ」といって、1級と同じようにスキーの技術を見ますが、1級より格段に難しくなります。これは合格率もぐっと下がりますし、簡単にはいかなさそう。
もう１つは、「準指導員」といって、生徒を指導する立場の資格です。一般に「スキーのインストラクター」というのは正規の「指導員」で、これは本当のプロなので最難関です。準指導員はそこまでは難しくないですが、テクニカルプライズが純粋にスキー技術を審査するのに対して、準指導員は、スキーの理論や教える技術も身に着ける必要があります。
両方取得することももちろんできますし、更に上の資格もありますので、また来シーズン滑りながら考えていきたいと思います。