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2022/08/24 横山航平法律事務所メールマガジン(No.40)

横山航平法律事務所 代表弁護士の横山航平です。
以前、横断歩道では一時停止しなければならないお話をしていました。
先日、土手町の右側車線を走行中、横断歩道で待っている歩行者が右側にいたので一時停止をし、歩行者が横断開始したのですが、左側車線の自動車がすぐ後ろから来て徐行もせずにそのまま通過したため、危うく歩行者と接触しそうになりました。位置的に私の車が死角になったのかもしれませんが、理由になりません。私が停車しているのだから、横断者がいるとの予測は十分にできたはずです。結局、横断歩道で一時停止しないことが常習化しているから起きたのだと思います。重大事故になってもおかしくないところでした。
横断歩道での一時停止は徹底しましょう。

【ボウガン、クロスボウの所持はできなくなります】
銃(ライフルやピストル)のような形の台座に弓が固定されていて矢を発射することができる「クロスボウ」「ボウガン」は、以前は趣味の道具として自由に購入、所持できました。
ところが凶悪事件をきっかけに法改正がなされ、所持が禁止されることになりました(狩猟などの目的で許可を得ている場合を除く)。令和4年9月15日以降の所持は処罰されます(3年以下の懲役または50万円以下の罰金。あと1カ月を切りました)。現在所持している方は前日の9月14日までに廃棄するか、許可を取得してください。
よく考えますと、強力な物は最大飛距離200~300m、有効射程20~30mに及び、十分な殺傷能力を有する飛び道具であり、今まで規制されていなかったことが不思議なくらいです。
安倍元首相暗殺に自作の銃が使用されたこともあり、武器に対する規制はより厳しくなることが予想されます。くれぐれも「昔買ってそのまま忘れていた」などということがないよう、買った記憶がある方は確認されてください。

【再掲:コンビニオーナー様向けの特設サイトを設置しました】
当事務所は、事業者の方の法律顧問契約を中核として展開してきました。
現在顧問契約数は約100社(契約実績は120社以上)で、様々な業種の企業の方より顧問契約を頂いております。
その中でもコンビニオーナー様との契約が最も多く、現在11社のオーナー様とご契約、店舗数の合計は80店舗に至りました。オーナー様の事業所は、津軽地方を中心に、県南地域、秋田、宮城、福島までございます。
コンビニで起きる法的トラブルは比較的類似のケースが多いのが特徴で、かつ、リモートで対応できる場合が多いです。したがって、遠方のオーナー様とでもメールやチャット、電話、ファクスを駆使して
迅速に処理できることが少なくありません。もちろん、必要であれば遠方の事業所でも駆け付けます。
この度、専用のサイトを開設いたしましたので、コンビニを経営されている方、コンビニ経営に興味のある方は一度弊所サイトをご覧ください。
https://conv.law-yokoyama.com/

【弁護士横山の日本語についてヒトコト】
「全然」という言葉は、本来は否定の言葉に伴って使われます。「全然知らなかった」「全然問題ない。」など。(子供向けの)国語の教科書、(外国人向けの)日本語の教科書でも「否定の言葉に伴って使われる」「肯定の場合に使ってはダメ」と記載されています。ところが、以前より「全然大丈夫」「全然かわいい」というように肯定の言葉に伴って幅広く使われています。よく調べると、明治・大正時代の文学作品にも肯定文の中で「まるで」「完全に」という意味で使われることもあったそうです。いまどき、肯定の時に使っても、(私を含めた)現在の日本人ならあまり違和感を持たないのではないかと思います。現在では、正式ではないが「俗語」のレベルでは認められているといっていいようです。昔、私が外国の方と話していて「全然大丈夫」という言い方をした時に「『全然大丈夫』は間違いデス」と指摘されて、はっとしたことがありました。そういえば、ビートルズの歌詞に「She don’t care」というのがありますね。これも文法的には間違いでしょうけど、語呂がいいとかおしゃれの意図でわざと使っているのだとか。言葉は深いですね。

〇〇弁護士横山の趣味のコラム〇〇
かなりマニアックな話です。「バルカン砲」とか「ガトリング砲」というのを耳にしたことがあるかと思います(え、ない?)。戦闘機やヘリコプター、戦闘艦に搭載されている複数銃身の機関砲です。歴史は古く、19世紀にアメリカの「ガトリング」さんが発明したとか。普通の銃のような単銃身ではなく、5本や6本の銃身を円状に束ねて、その銃身を回転させて連発させる機関銃で(初期の物は手動で回転)、単発ライフルと銃剣で白兵戦もしていたような時代にはとてつもない火力で戦場を圧倒したでしょう(映画「ラストサムライ」に登場します)。その後電動化には苦労したようですが、圧倒的な火力が重宝されて、現在でも多用されています。「圧倒的な火力」とは何ぞやですが、なんと発射速度は1分間に3000~5000発、つまり1秒間に50~80発!も発射します(1秒ですよ)。通常の単銃身の機関銃が1秒に10~20発程度なのでいかに凄いかわかると思います。動画で発射シーンを見たことがありますが、いわゆる機関銃の「ドドドド」ではなく、「ブー」という連続音にしか聞こえません。
戦闘機には搭載できる弾は限られておりせいぜい700発とかなので、撃ち続けたら10秒も持たないことに。ちょっと心細いですね。戦闘艦に搭載するガトリング砲は特に強力で、敵の戦闘機のみならずミサイルのようなより細くて高速で飛翔する物に対しても弾幕を張って撃ち落とすことができるそうです。心強いですね。
今回はマニアックすぎて失礼しました。読み流してください。




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