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メールマガジン バックナンバー

2021/07/30 横山航平法律事務所メールマガジン(No.36)

横山航平法律事務所　代表弁護士の横山航平です。

猛暑が続きますね。
さて，人づてで聞いた話ではありますが，弘前市内で駐車中の自動車の窓ガラスが割られて貴重品等が盗難されるという事件が発生したそうです。いわゆる「車上荒らし」ですが，窓ガラスを割るという手荒い手口はこの辺ではあまり聞かない話です。施錠はもちろんのこと，車内には貴重品等を置かないようにするか，カバンなどを置く場合でもトランクや後席に置いてブランケットを被せるなどし，外から簡単に見えないようにしましょう。

【横断歩道では一時停止を！】
信号のない横断歩道では，歩行者がいれば自動車は一時停止する必要があります。
このルール，意外に守られていません。殊に青森県はこのルールを守らない県としてトップクラスだそうです。道交法違反となるのはもちろん，万が一事故となった場合には相当に重い責任が生じます。
歩行者が待っていても何となく通過していませんか。交通事故被害者を出さない為にも，県の名誉挽回の為にも，皆で一時停止をする慣習を作っていきましょう。

【事業を廃止する場合には弁護士にご相談を】
コロナ禍により，飲食店や観光関連の事業者の経営不振の相談を受ける機会が多くなりました。
その際に，「どうやって廃業すればいいのか」という相談をよく受けます。
事業者（法人または個人事業者）が廃業する場合，大きく分けて２つの方法があります。1つは，事業を事実上終わらせてしまうだけのものです。従業員は解雇し，可能な限り支払いを済ませ，各種届出をして，廃業します。簡便ではありますが，負債等が残ったままです。
もう一つの方法は，自己破産手続きを利用する場合です。これは，破産手続きを裁判所に申立てして破産管財人が清算手続きを進めていく，というものです。
できれば破産手続きによることが望ましいのですが，費用が掛かります。主に，申立を依頼する弁護士の報酬と，裁判所に納める予納金で，前者が個人で30万円～法人で50万円～，後者は個人で20万円～法人で50万円～，が最低でも必要です。自己破産手続きの最大のネック・課題が，この費用の準備です。
事業者が自己破産する場合には専門的な判断を要しますので，実績のある弁護士に相談・依頼してください。

【B型肝炎給付金訴訟は，亡くなった方のご遺族様も請求可能です！】
「父親がB型肝炎で亡くなっているが，死んだらもらえないのか？」というお問い合わせを頂きました。そんなことはありません！対象者が亡くなられても，ご遺族様（相続人）が請求できます。B型肝炎が原因（肝がんなど）で亡くなられたご家族がいらっしゃる方は，お気軽にご相談ください。
当事務所では約50件の相談実績があり，最大額の3600万円で和解成立を獲得した実績があります。
ご相談，着手金は無料です。
電話番号　0172-88-8735
★B型肝炎給付金特設サイト★
https://bkan.law-yokoyama.com/

〇〇弁護士横山の趣味のコラム〇〇
クルマやバイクの性能を語るとき，「パワーがある」と言う表現をします。エンジンの性能を評価する数字には主に2種類あり，1つは「馬力，最高出力」と言うもので，簡単に言うと「どれだけ速い速度を出せるか」の数字です。レース車やスポーツカーは速度が出ることが重要なので，高出力のエンジンを用います。F1カーはコンパクトカーの約10倍の1000馬力もあったりします。もう1つが「トルク」と言われるもので，これは「物を引っ張る力」を指します。トラック，バス等の商用車はスピードを出す必要はないですが力がいるのでトルク重視のエンジンを用います。商用車等にディーゼルエンジンが多いのは，高出力には向かないが強いトルクを出すのに向いているからです。最近では，実用性を重視して乗用車にもディーゼルエンジンが多く使われるようになったり，高出力を出せるディーゼルエンジンも登場しています。私が現在乗っている「ランドクルーザープラド」は，実用性を重視してディーゼルエンジンを搭載しています。車体が重いですし，速く走る為の車ではないので，正に向いています。ただ，欲を言えばやや力不足な感じはあり，もう少し力が欲しいところです。メルセデスやBMWでは，トルクもパワーも強力なディーゼルエンジン（３L直6）があり，自分のクルマにもこんなのが載ってたらいいなあ，などと妄想は尽きません。
バッテリーの電力でモーターを駆動させる電気自動車やハイブリッドカーについては，次回に語ります。