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2020/04/08 横山航平法律事務所メールマガジン(No.23)

横山航平法律事務所 代表弁護士の横山航平です。


【新型コロナウィルス関連情報】
新型コロナウィルスに関して膨大な報道がなされていますが,事業者として取るべき対策を整理しますと,大きく分けて2種類あります。
①1つ目は,感染防止対策です。顧客でも社員でも,事業所内で感染者が出ると,実名報道がなされてしまうこともあり,致命傷となりかねません。出来る限りの感染防止対策が必要です。具体的には,マスク着用や手洗い,殺菌消毒の徹底を基本として,来客予定者に事前に発熱の有無・体調不良の有無を確認すること,来客用のお茶出しの中止,リモートワークの導入(在宅勤務,ウェブ会議システム),不要不急の会議や出張の中止や延期,感染者の早期発見(体温測定等)が考えられます。その他にも自社固有の対策を見極めて速やかに実施すべきです。殺菌消毒について,消毒用アルコールは品不足で入手困難となりつつありますが,次亜塩素酸水は入手しやすく,コロナウィルスにも効果があるのでお勧めです。特に,食塩水から作る次亜塩素酸水は,人体にも無害ですので手指の消毒や食品の除菌にも安心して使えます。いわゆる除菌用の「ハイター」は人体・食品には使えませんのでご注意を。
②2つ目は,売上減や資金繰り等の経済面の対策です。主要な取引先と連絡を取るなどして売上減に少しでも歯止めを掛けます。閑散期を利用してウェブ注文システムや電子決済システムを構築・充実させて実店舗の来客減をカバーします。通常時よりもマーケティング(広告等)を強化します。在庫処分のためにセールを実施することも効果的でしょう。通常時よりも資金繰りに注意を払い,緊急融資等の制度を確認しておき,資金ショートに備えます。最後に,支払不能に陥ったら自己破産手続きを検討すべきですが,その場合でも費用がかかることから,なるべく早めに弁護士に相談してください。当事務所では法人破産・個人破産のいずれも取扱い実績が豊富にあります。


【顧問弁護士をお勧めします】
当事務所では,地元事業者を中心として,約80社と法律顧問契約を締結しています。定額の顧問料をお支払い頂ければ,いつでも相談が可能となります(電話,ファクス,メールも可)。対応が難しい少額の債権回収,不当要求(クレーマー,反社会的勢力等)への対処,労務問題などを数多く解決に導いた実績があります。自社ホームページで顧問弁護士の記載をすることで会社の信用度が上がり,不当要求を減少させる効果もあります。顧問料は,事業規模と希望されるリーガルサービスの内容により協議して決定いたします。顧問契約のご案内,お見積りは無料ですので,お気軽にお問い合わせください。

【不貞慰謝料に関しては当事務所へご相談を!】
「配偶者の不倫相手に慰謝料請求したい」
「不倫相手の配偶者から慰謝料請求をされた」
いずれの場合にも対応しています。合わせて離婚のご相談・ご依頼も可能です。
秘密厳守・完全予約制ですので,一人で悩まず,お気軽にご相談ください。
★慰謝料を請求する方
https://futei.law-yokoyama.com/claim/
★慰謝料を請求された方
https://futei.law-yokoyama.com/becharged/


〇〇弁護士横山の趣味のコラム〇〇
バイク(オートバイ)の世界情勢を見てみますと,かなり以前より,ホンダが世界一の座を死守し続けていますが,日本の他の3社(ヤマハ,カワサキ,スズキ)も含めた4社が,総合力では世界のトップ4といっても過言ではありません。ドイツのBMWも技術力・ブランド力はありますが高級な大型車が中心ですし,アメリカのハーレーも独特の存在感で人気がありますが,大型車のみで高性能ではありません(それも持ち味ですが)。インドや中国,韓国にも販売台数が多い会社はありますが,技術力は比べ物になりません。欧州のドカティ,アプリリア,トライアンフ,MVアグスタ,KTMなども歴史がある有力なメーカーですが,販売台数は少数で,日本勢に全く及びません。
ホンダは,今でこそ世界一ですが,まだ全く無名であった1950年代に欧州の有名なレースに初参戦した時,ホンダ車のエンジンパワーは欧州勢の3分の1しか出ておらず,欧州老舗メーカーに「日本の乗り物は籠だろ」と馬鹿にされたそうです。ところが,死に物狂いの努力の結果,なんと3年後の次のレースで優勝してしまいました。「世界一速い籠」ですね。なお,ホンダが世界企業に躍進したきっかけは,新聞屋さんなどが使う「スーパーカブ」が世界的に大ヒットしたことだとか。さらにすごいのは,そのスーパーカブは,販売当時から完成度が高く,現在売っているものと基本設計はさして変わらないそうです。クルマや家電などでは考えられない話ですね。
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